ほとんどの日本人は平和を愛している

2014年11月29日 17:34

2014年11月26日、テンプル大学ジャパンのジェフリー・キングストン教授はこのほど、「アジア太平洋ジャーナル」(APJ)に、「多くの日本人と、日本に長い間注目してきたオブザーバーは、日本のひとりよがりなナショナリズムの復活に失望している。安倍首相の後押しを受けた右翼の過激派は今、日本の民主主義、国民の自由および日本と隣国との関係に脅威をもたらしている」との見解を寄せた。ここ数年、日本国内では右傾化が進んでおり、右翼勢力が頻繁に平和憲法を脅かし、侵略の歴史を否定しようとしている。一方で、平和を愛し、戦争に反対する日本人は大きな圧力を受け、孤立している。南京事件を扱った映画や、反戦がテーマの映画・番組の制作者や出演者はいずれも排斥され、親中派の学者がメディアで意見を発表することすら困難になっている。「安倍氏が発動しようとしている文化戦争は、日本の国家利益を損なうばかりか、東アジアの平和にも危害を及ぼす」と指摘する専門家がいる。環球時報が伝えた。