『のぶニャがの野望』『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』スペシャルインタビュー!──編集部にのぶニャが様とまシャムね殿がやってきた!

2015年06月29日 15:49
今年4周年を迎えたソーシャルゲーム『のぶニャがの野望』、iOS/Android向けアプリとして配信中のダンジョン探索RPG『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』。『のぶニャがの野望』は、個性豊かなねこ武将たちによる傭兵集団「御雇衆」を結成し、日本一を目指すゲーム。『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』は、ひょんなことからねこ武将の世界に迷い込んだプレイヤーが、「織田のぶニャが」と共にねこの世界を取り戻す冒険に出陣するというダンジョン探索RPGです。
プレイレポはこちら。
 
 
編集部にやってきたまシャムね殿(左)とのぶニャが様(右)
 
 
今回はなんと、両作品に登場する「織田のぶニャが様」と「伊達まシャムね殿」、そしてプロデューサーで織田家家臣の廣重演久氏が、巡業でインサイド編集部を訪問。ゲームの魅力にはじまり、2人の成り立ち、最近の活動までを語ってもらいました。編集部を行脚する姿とともにお届けします。
 
 
ここがインサイド編集部か。他にもいろんなサイトがあるんだニャ。
 
 
―――それではまず、のぶニャが様とまシャムね殿の自己紹介をお願いします。
 
のぶニャが様: わしは「織田のぶニャが」じゃ。よろしくニャ。
 
まシャムね殿: おれさまは「伊達まシャムね」ニャ! 今日はおれさまの活躍する姿をよーく見ておけニャ!
 
―――続いて、織田家家臣の廣重さんの自己紹介もお願いします。
 
廣重: 福岡県出身で織田家家臣の廣重です。2000年にゲーム業界にはいりまして、プロデューサーとしてアーケードゲームの開発などに関わり、2008年からコーエー(現:コーエーテクモゲームス)におります。現在は家臣業の傍ら、『のぶニャがの野望』や『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』、『AKB48の野望』のプロデューサーも務めています。ちなみに、お気入りの武将は男性キャラならちょっとふてぶてしい斎藤ドラニャン殿、女性キャラなら見た目が可愛らしいガラシャム殿がお気に入りですね。……ただ、もちろんのぶニャが様が一番ですけどね!
 
のぶニャが様:ふふん、 当然じゃ!
 
 
織田家家臣の廣重氏
 
 
―――それでは、「のぶニャが」の成り立ちについて教えてください。
 
廣重: 当初は新しい戦国傭兵団の企画を立ち上げました。早速(襟川陽一)社長に提案したのですが、「ブラウザゲームとして幅広いお客さんに届けるのには堅すぎる!」と戻されてしまいました(笑)。そこで、チームで再度話し合いをした結果、「キャラクターを「のぶニャが」にして猫にすればいいじゃん」というアイディアが出て、翌日社長に持っていたら「そのアイディアはなかった」とGOをもらいました。
 
のぶニャが様: これがわしたちの始まりだったのじゃ。
 
廣重: そうですね。元々は戦国時代のガチガチの傭兵団だったのですが、ライトユーザーや女性にも親しみやすいように猫のキャラクターを使って「のぶニャが」となったのがスタートです。
 
まシャムね殿: 2011年2月22日の猫の日に、『のぶニャがの野望』がサービスインしたのニャ!
 
廣重: 『のぶニャがの野望』が3周年を経過した頃、スマートフォンアプリの市場も大きくなってきたので、そこに向けた作品として『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』を作ることになりました。
 
 
ここが会議室かニャ。
 
 
―――続いて、『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』の成り立ちについて教えてください。
 
廣重: まずは、のぶニャがというキャラクターを使ったアプリで、継続して遊べる作りにするという所から考えました。そこで、これまで延々と遊んだ経験のあるゲームはなんだろう……と考えた時に出てきたのが『マインスイーパ』。
 
のぶニャが様: こやつは、学生のときに2ヶ月ほどマインスイーパしかしない時期があったらしいのじゃ。
 
廣重: バトル部分はそれに似たシステムにできないかと考えていたのですが、タッチパネルでの操作はやりにくくて無理でしたね(笑)。そこで次に考えたのは、『マインスイーパ』の楽しさについてで、私は類推して先をめくる時のドキドキ感かなと思いました。
 
まシャムね殿: マスを開けるときはいつも緊張してドキドキするニャー!
 
廣重:それならば同じようにドキドキ感を生み出せるものは何か――それは、一歩先が分からないダンジョン。加えて簡単操作で先が見えないシステムとして、スロットという案が出ました。このような流れで、一歩先が分からないドキドキ感が楽しめるダンジョンと爽快感もプラスされるスロットを使ったゲームになりました。
 
まシャムね殿: 開発担当者がスロット好きだったというのは、ここだけの秘密ニャ!
 
廣重: そうですね(笑)。あとは、のぶニャが様とまシャムね殿と一緒に、「関ヶ原合戦祭り」や「あづち信長まつり」、山形の最上義光を記念した「よしあきフェスタ」――など様々な地方の戦国イベントに行っていますが、お客さんがのぶニャが様たちに会いに遠方から来ていただいておりました。こうした旅をしてお城を見たりする要素をゲームの中にも取り込めないかと考え、GPS機能を搭載して行った県のご当地のねこ武将が手に入るというシステムが追加されました。